奨学金は「子が借りて、子が返す」。教育ローンは「親が借りて、親が返す」。
検討の順番は給付型 → 無利子(第一種)→ 有利子(第二種)が基本です。
借りる前に「月々いくら返すか」を知っておくと、借りすぎを防げます。
奨学金でいちばん大事なのは、借りる金額よりも「卒業後、月々いくら返すか」。返還は多くの場合10〜20年続き、就職したての家計にそのまま固定費として乗ります。
まずは総額・利率・年数を動かして、返還のリアルな月額を見てみましょう。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は大きく3種類。「返さなくてよいもの → 利子がつかないもの → 利子がつくもの」の順に検討するのが基本です。
ここは正直に整理しておきたいところです。貸与型奨学金の債務者は子ども本人。つまり、社会人になった瞬間から、その家計に月1〜2万円の固定費が乗った状態でスタートすることになります。
300万円を15年で返すなら月1.7万円前後。新卒の手取りが18万円前後だとすると、およそ1割です。返せない金額ではありませんが、家賃・食費・貯蓄と並べたとき、決して軽い数字でもありません。
だからこそ、選択肢は借りることだけではありません。親が返還を手伝う・肩代わりするという家庭もあれば、早くから積み立てて、そもそも借りる額を減らすという道もあります(貯め方は教育費の記事で詳しく解説しています)。
奨学金で後悔するパターンの多くは「なんとなく上限額まで借りた」ケース。次の3つを意識するだけで、借りすぎはかなり防げます。