分担で揉める原因の多くは、実は「均等割」にあります。
収入比で分けると、負担感が揃って納得感が出やすくなります。
そして型より大事なのは、「見える化」と定期的な見直しです。
総務省「労働力調査(詳細集計)」をもとにした集計では、共働き世帯は2024年平均で約1,300万世帯と、専業主婦世帯(約508万世帯)の2.5倍を超え、いまや多数派です。それなのに「生活費をどう分けるか」には定番の答えがなく、多くのカップルがなんとなく均等割(半分ずつ)で始めます。ただ、収入に差があると均等割は手取りに対する負担率に差を生みやすく、これがモヤモヤの温床になりがち。まずはふたりの数字で、収入比の分担と均等割を比べてみてください。
ふたりの家計には共通財布型・別財布型・ハイブリッド型という3つの型がありますが(型の解説は結婚とお金の記事へ)、実際に運用を始めると、つまずくのは型選びではなく口座の組み方です。どの型でも応用できる実務のポイントは3つ。
収入がふたつあるのは大きな強みですが、その分「共働き前提」で組んだ設計が崩れたときの影響も大きくなります。先に知っておきたいのは次の3つです。
分担のルールと口座を整えたら、あとは運用です。うまく回っている共働き家計に共通しているのは、仕組みの完成度よりも続け方の軽さでした。